10.01.2015

空 こえ 海 こえ  そう 、 まったく  夢 でした








ずっと ずっと たのしみ に していた じかん が 


もう むかし むかし の こと の よう








夢 中











佐渡島  の Hello Books 

それ に つきる  ひととき 、 2日間 でした。







あいたい 




再会 




 出会い 





 踊る 




気もち






そう  、  まったく 夢 でした









そういえば、 もうひとり の  l u c e ルツェ の マルティンさん は



ときおり  できたて の カタチ に なった ばかり の 土片





の どこか へ  ぽん と 印 を のせること が あります






    もう、10年  くらい たつのでしょうか … 








わたしに 彫ってほしい と たのまれた







一文字  の  ことば







それも  また  夢 でした









 なので いっしょ に つくる  l u c e ルツェ の  器 の どこか には



ときおり  みえないくらい ひっそり と 夢 の 印  が 



きえそう に  あらわれています








そう、 カタチ なく  透きとおり   ゆらり と 





そして、 きっと  この 世 を いきていくのに たいせつな もの













展示 を させていただいた いまは もう つかわれていない  山奥 の 廃校





教室 から みえるのは みわたすかぎり の




日本  の 緑 いろ   秋  の はじまり の  ひかり の  いろ
















チェコから つれてきた いろいろは 佐渡 の それ と うつくしく 





とけあっていた























手紙 の ワークショップ  も  たくさん の ご参加



あ り が と う ご ざ い ま し た


















11 月      寒 空




9月 の あなた から の 手紙 は 




きっと すこし だけ あたたかい  こと でしょう







あ な た へ    だ れ か へ    と ど き ま す










   お    た   の   し   み   に    











また  先週末 は、佐渡島内  小木 の 日和山 さん でも  2日間 




展示 と お手紙 の WS を させていただきました











店内 に ながれる やわらかい やさしさ は 店主 の おふたり




そのもので、 丁寧 に つくられた その すべてに やさしく つつまれました














 夢 に  いきる ひと は 




いつも  その あし 、 その 手 、 その すべて で   歩む ひと




その ながれ  は 清らか で まっすぐ に まえへ 



纏う  空気 は いつも すがすがしく  淡々  と 軽やか  で





そして だれびと にも たいらか に ひらかれています









そう、 あれるように と、 空 こえ 海 こえ  よかったなぁ










それから、 このころ の 日本 は もう 数十年 ぶり で





こんなにも すばらしい 日本 の 秋  いりぐち の 頃










きっと 今頃 セーター 着て 火 の ちかく で ひとりきり 土 に むかう




もうひとり の ルツェ さん にも いつか きっと  みせよう






そう、未来 の わたし との  約束 を むね に  









おもいきり 深呼吸 して 島 を はなれました










それから、 ひそか に  船上 で ひとりきり で おどりました











 カモメ  たち しか しりません









 





ますます かわく この世 に ぽっかり  浮かぶ 夢




ますます 野暮ったく 手 や 体 を つかって  汗 かいて




そういう  ばしょ を めざていこう








であった みなさん ありがとう 



  ま た ね   佐 渡 島  






むかえてくれて



あ り が と う







   いつも いつでも 帰りたい 場所 










9.11.2015

l u c e ルツェ も Hello!Books ハローブックスに 参加します



9/20・21 佐渡島で おこなわれる  Hello!Books ハローブックス  に  
ことし も チェコ から 参加 します

今回は、展示 や ワークショップの 機会も いただき、ただいま 準備 真っ只中 です



【展示】『 l u c e ルツェ と 旅 する チェコ の 草花 たち』展
(詳細 はこちらです)http://hellobookssado.com/2015/2015/09/06/ex-luce/



歩み を つづけていれば、いま 会うべき ものこと にであえます。


それは、わたしにとって 足元や 木から こぼれる 草花たち でした。


目があい、日本にいっしょにいきませんか? と ささやくと


うん いいよ。


と こたえてくれた 子たち。



そんな 彼 や 彼女と いっしょに 佐渡へ と 向かいます。


いろいろな かたち の 草 や 花 、 木の実 や 森の みのりたち…


…ことば ではない 読みもの。


国を こえて、世界共通 の ことば。そういう よみもの の 部屋です。






.…  しらない と  見過ごして、踏みつけているかもしれない


彼ら は   ちいさな 野 の 草花 たち。


 ひとつ として おなじでない  その 姿


向きあえば 、 その 透きとおる   繊細 は  とても けなげ に



いろいろな を 気づき を  そっと  奏でてくれています





きっと、 であえるかもしれない




ふと、 いいな  に であえたなら




それは  あなた かも しれません




たくさんの 国を こえて  空も 海も  旅した チェコの 花たちに



会いに  あそびに きてくださいね





〇 また、ワークショップ も させていただきます。


  【WS】「チェコから わたしに わたしを おくりましょう」
(詳細 はこちらです)http://hellobookssado.com/2015/2015/09/06/ws-luce/

会場に ちりばめられた 数百枚の 草花カード から

おすきな 一枚をお選びいただき、 

うつくしい チェコ切手を 貼って チェコから 郵便で 発送します






であう


えらぶ


手 で 書く


封 を する


あたな への 便り


もしくは


だれかへ?



まつじかん


遠 い 国


いつくるかもしれない


それは


 は じ ま り






… 今 いろいろが、 とても 簡単に なってしまったけれど


手 で 書く ..   待 つ ..


ほんとうは そういう 素朴で ささやかなことから



歓び や 光  は  はじまる かな







こちらは ほんの 一部 ですが  いまも チェコで つかわれている 切手 たち。


こんな子たちが  あなたの 場所 まで 草花 たちと 旅してやってきます





あの子や  その子  かわいい子 たちは  だれのものへと ゆくのだろう。


だれ と だれ は であうのだろう



とても   ワクワク しています



時間 を きめずに いつでも 参加 いただけます


展示 とあわせて 3F 会場で みなさまの ご参加を おまちてしています




その他、 薪窯で 焼きあがったばかりの luce(ルツェ)オリジナルの陶器や
チェコの 雑貨や 旅 に まつわる あれこれ 持っていきます



 ほんとうに、なかなかない 豪華な イベント
 とびきり 楽しい時間 となることでしょう


 皆さまに お会いできるの を たのしみ に しています


l u c e (ルツェ) 真夜中、チェコのはしっこより~


7.12.2015

瑞々しく 6月  纏いたい 7月














それは、 国籍 とか 時空 をも こえて




この世 でも なくて  夢 なのか










この  身体 こそ であわなくとも 、 いつも    あらわれては、 蘇る







そんな   出会い 。












瑞々しく 6月     纏いたい 7月









よき 時  は、 儚い 。















たとえば、 ふと  目線 の その先 で 



木 に からみつく 野 の 果実 に  心うばわれる   ということ。

























たとえば 、  いとも  簡単 に シマツ してしまう 国 に うまれて、 




ここで 出会う   その 命たち は     宝石 より かがやいているということ 。





































そんな いっしゅん を  みのがさぬよ に   、  









それ は、 だれかであって 、 季節  、 記憶  、 におい 、 



カタチ ではないもの 。    まばゆかしいもの 。





それは、 数えきれないほど 、しんじられないほど、 傍ら に ある ことがら 。









全身全霊  もてるもの    すべてで  この  身 に 溶かしたい 





それは、  ひとしずく の  茶 の よう に 







儚 い 儚 い  チェコ の 夏 。






5.28.2015

み ん な  い い

















まいとし   この 月  、 ようやく  実り も   のびやか に なったころ、



2、3日  きゅっと  気温  が  急降下 





春 の 陽気 は  どこやらか 、  氷点下 が  まいおりて 


せっかく の 実り が  だめ  に  なってしまう こと  が ある 。








きっと 、  この  土地 には 必要 な ことなんだろう  。


それでも 昨年 は おどろいた






5 月 と おもっているものが、 4 月 に やってきたものだから 、 






  実り に なるはず の   花たち  は 凍りついて 



実ること が  できない  木 も  たくさん  だった  。






まだまだ うっかり   できない  。










わたし  は 、 毎朝 いつくるんだろう  。   と    話す  の  だけど 





こちら の ひと は 、あまり 気 に していないよう  。










5   が   つ      も      お   わ   る 














すてき な ひと との 会話 で 、 にほん は もう 暑い と きいた  。






おんなじ 時 に こちら では ちょうど  ストーブ に 薪 を くべている んだから 、









やっぱり とおくにいるのだなぁ   と おもう 。






















さいきん 気 に 入っている   おくりもの  は  、  



     

    樹液 が   たっぷり ふくまれた 木  を     根気 よく  ほそぉく    斧 で わる     






天 然   の   マ ッ チ  。







そういうもの  が こちら では うれしい  。 




















ストーブ で パン作り を     はじめた ちかく   の 友人 が 





もう  ずっと  つくるたび に  届けてくれる







  おかえし  に 薪   を わる   。











薪 で  焼いた パン  は ほんとう に おいしい 。










てづくり は 手 で さわって その  ひと が やどるから 、





やっぱり あたたかいんだな ....   と  それ を  かじるたび  







気持ち   が あふれてくる   。























そうして 、 気 が つく と いつも 花 の しゃしん で いっぱい  の 5  月 。







わたし   が 夢中   で   撮る それ   は  、 いつも あこがれ   たち    。












み ん な み ん な す て き







み ん な   い い




























  すこしまえ から  、   あること  に  気づいた   。 





カメラ   を   むける  と     かならず きまって 風   が ふく。









     なんて いっているのだろう  。 







  やさしく ゆれて  ささやくの  。

















あすから 、  また   マーケット へ


かえったら   6 月 が   まっている   。






5.22.2015

あなた は エルダー フラワー










     また 、  自宅  に   もどってきました 。







ひさしぶり に この すうじつ こちら は やさしい 雨  の 日々






春 の 雨 が うれしいのは 、 だれかたち  が うん と よろこんでいるから 。




そう、 だれか  が 前 に むいて  まっすぐ に むかっていること  が








わ  た  し        は     う  れ  し  い

















ことし の 号 から はじめて 連載 させていただいた phpスペシャル  での



写真 と ことば




こんげつ で 最終回 でした。








冬から 春に かけて の 雪どけ の ような やさしい あたたかい やりとり 。







お声 を かけてくださった  編集長 の 丹治さん、  みなさま







みてくださった みなさま ありがとうございました 。








とても うれしい  じかん  でした  。







そして、 やっぱり 最後 に ふさわしいのは このこ








最後 で あって 希望 







わたし の たいせつ  な 子 。




まよわず  このこ    でした。






 






この けなげ に 出会う  ため 




もう 何年  も この時 は チェコ に いると、 きめている






あいかわらず   いま の このごろ を こんな に ドキドキ  しているのって… 



と 想う と おかし な  はなし  。








おなじころ に 咲く バラたち   なんかと ちがって




どちらかという と 野暮ったい この子








もう、 こちら では あんまり 相手 に されない 花 かもしれない。








それでも     だれも みてくれなくても  、 咲く その  花 は 






 しずか で 繊細 で まっすぐ  で 。









どれだけ の こと を おしえてもらったことでしょう 。









ことし も あおい 蕾   を  たくさん   つけています













これから も きっと ずっと いとし  の  花








それは 、 このこ が ひとたび も  たちどまることなく






  ひたむき に いきているから 。













ある 日 





い  き  よ  う 





と おしえてくれたから 。












    
     最終回 。  わたし の はじまり 。














5.12.2015

は る  ふ る よ う に 









                     

  先週末   の マーケットから はやく も 1週間 。


   
  また 、 月末 に ひかえる   ほか の マーケット  まで つくる 。






ゆうがた  に  なると 手 を とめて じてんしゃ  で 、  あるき で 、






  散歩 に でかける と きまって であう 。


















       わたし  が そうであるよう に 




         わたし の 目 は しぜん と 群れない 子 を おう  。










  







          ともだち は たからもの 。





           











           マーケット  に たずねてきてくれた ひさしぶり  の 




      彼女   が 言っていた 。  




     うれしい ことば 


 あたたか な ことば








    ともだち は たからもの 。







  そう  、 たからもの  。



     
        

                 







                                                                 




          たとえば  、 草 も   木 も   花 も




                  
                   は る    ふ る よ う  に  




                  
   
            そ っ と  よりそうよう  に





          
            じぶん  が  じぶん  で  いられるよう に






   しばらく であえなかったとしても  もう あえなくても





   き   っ   と





          なにか の しぐさ で おもい、 かえして は よせる  。 おもう  。





    




      ともだち   は あたたかい




             ともだち   は 計らない 



       
                      














        ほんとう   は たくさん  で  なくていい






    


        だからだ    群れ   の  そと   が  すき














             ともだち  は たからもの 。









                                                     



  そういう ほんと   に であい



それ は 日 に  日 に いとしおしい








  は る      ふ   る   よ   う    に 





  ひかり  の  きせつ    が うたってる