10.18.2013

:::   アレンカ さん の ほわほわ 手紬 羊毛  :::













ぽっかり おてんき      風 ひんやり


       田舎 の ちいさな お店  に   いくと  



すで に クリスマス  を 彩る チョコレート たち   が わっ と ならんでいて


              お の の く 。  




     そう もう そんな     季節 。




    そうそう  さくねん 展示  を  させていただいた  



京都   の 茶房 好日居  さん でも



       おかせていただいた  ふわふわ  の ほわほわ   の  




     手紬  の 羊毛 ソックス 





そのおり 毛糸 の 状態 で ほしい と 何人 か の かた に いっていただき





     ことし  も     しりあい の   アレンカ さん に  ゆずってくれますか...。 と おねがい 



                 こころ  よく  ゆずってくれた 。  










     けどね 。 これっ て  すこし  むごい 。




かんたん に  じゃぁ  ゆずって 。  て いってもね




ほんとう に  ひと 冬  に  かぎられただけ  の  量




       そして  この ほわほわ    に   なるまで  に  




           ものすごい  手間  と じかん  が    かかっているから  。













      さくねん   かんたん に 買わせてほしい と   いって  




すこしだけ  彼女  を  こまらせた 。






かんたん に なんでも 手 に いれること が できてしまう 日本 そだち の わたし は 





    そのとき  おおい  に  




つくること    。  そのむこう に あるもの 。 てづくり ということ 。 を




   肌  で まなべたよう  に おもう 。













 なんども   なんども  洗って  ほぐして 。






  さいご の  紡ぎ  の    こうてい  は  




  ほんとう に  さいご の さいご の おいしい  ところ  。




     と   彼女  は いう 。





         そうして  できる  ひと冬 に   一足  の  靴下 。  





     どれだけ の 宝物 だろう 。  どれだけ  あたたかいことだろう 。











それから  この こげこげ   の こげ茶  はね 



すぐ ちかく  に 住む `  しりあい `  の  毛 から 。






いつも  そこ を  とおるとき  おお声   で  かれら   と  はなす




   げんき -?



メ―




きょう   も  さむいねー


メ―



  さみしいよー


メ― メ―



   スルニチコ―







数 すくない わたし の 腹 を わって はなせる 友 たち 。














   純粋 の この 紡ぎ 


日本  へ とどけたい









編みもの が  じょうず  な  かのじょ たち に 相談   してみようか 。