2.27.2011

:::チェコ の おんなのこ の お誕生日:::





















                
     
    たんじょうび  が  やってきた…

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     たんじょうびまえ の すうじつ は やっぱり いくつ に なっても






どきどき   するもの




 

     せんしゅう  チェコ の おともだち から 

    たんじょうび の 招待状 として  お手紙 が とどいた  




チェコでは おたんじょうび の パーティ は じぶんで 催 す



わたしも 前 日 から あれこれ と 食 材 や 贈りもの を もって 


 プラハ へ



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いっしょに かざりつけ の おおきな 切 り 紙 を して 







花 を 飾って ケーキ も つくる






  




ケーキのベースは BIO ココア と はちみつ と 粉 や いろいろ...

トップ には 小豆のたいたの と 栗 を


葛 粉と 寒 天 で かためて ながした


。。。


ココア も はちみつ も ひさしぶりだなぁ…









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このこ の  家 に くる と つかうたび に うれしくなる 

  チェコスロヴァキア 時代  の おばあちゃん エプロン が あって  

  
いつも それ を 着 て 過ごす…






いなか に いるときは、もっと  わんぱく な  格 好 なので

このエプロン を ともだち に  かけてもらうたび、 



ちょっと おんなのこ な 気 分 に なり 


てらくさいような はずかしいような…。


さいきん ぬいもの を ほんかく的 に はじめたので、

こんなにも  やさしくって うれしい 気 分 に してしまう




てづくり の 魔 法 に きょうも かかる


ほんと に チェコ に いると よく 魔 法 に かかる






       おんなのこって いいなぁ… 



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くだもの など すこし 買い出し に 行き、 帰ってくると 部屋中 が 


...  ココア の におい で いっぱい  ...




チャイム が なって  ともだちたち が やってきた



::: おたんじょうび おめでとう :::















2.26.2011

::: おばあちゃん に 会えた :::





                
         かなしみ  より も   いとおしさ  を  まし  あたらしい 春 を 告 げた 

おわかれ から 数週間 ...

 
      


     さいご に  祖母 自身 に 会うこと は できなかった けれど 
 




会う 会わない ということよりも

 
   もうすこし ちがう  次 元 の なか で 








すばらしい   おわかれ  が  できた こと が    うれしい  

 
 

   こんなにも つぎ の   旅立ち  に 祝福 を 




おもえる わかれ は はじめて



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 さようなら  というより  おめでとう

 
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 そして このところ こころ を 開いて ありのままで いたら 




出会いたい  出会い が まっていた

 
 これから の ここでの暮らし が さらに  ゆたか に なりそうな ご縁




 
 わたし の  手作り パンツ を 


とっても かわいく  すてきに 着こなしてくれる


チェコ で 貴 重 な 感 性 の ちかい   その あたらしい おともだち より

 

   お誘い  を  いただいた




 チェコ の 画家 絵本作家 でもある
 


   展覧会 と  その夜  おはなし の 会 が あると...






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 すこしまえ、しばらく体調  を  くずしていたころ 


  かのじょ の えほん の 表紙 の オレンジ色 が あまりにも あたたかく 


 わたし を つつんでくれた  こと が ある


 そんな ずっと 飾っている すきな えほん

 
   その えほん は もともとは チェコ人 の おんなのこ ともだちが 



 わたし に 見せてくれた もの

 
   かのじょは、ちいさいころから デイジーさん の えほん が だいすきで


 もちろん 本棚 には  すべて ならんでいて


 やぶけたりしたところも きれい に なおしたり

 ちいさなころ の らくがき を そのまま  はさんだりして


 たいせつ に している


 
 そのなか の 一冊 の あるページ が あまりにも 響いて

 数日 あたまから はなれなかったこと が ある


 そのうち コピー を させてね…

 
 といっていたら ある日 プレゼントしてくれた 




これまた あったかな    おもいで の えほん



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   さいきん とにかく なかよくなった   おともだちにも 会える

  
   そして つぎの日 は この えほん を くれた 




おんなの子 の たんじょうび  でも  ある



 そして デイジーさんは もうすこしで 90 さいの おばあちゃん... !


 もう いかない て はない  





やわらかい うぶ毛 みたいな こなゆき が 舞う あさ

  
 そんな おもいいれいっぱい の  えほん を もって 






プラハへ と   とんでいった
   


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 たのしい じかん は あっという間 に すぎてゆき




その夜  おははし の 会 で あいたい みんな と ごうりゅう が できた


 そして  目  のまえ には 

 
 おおきな 濃い グリーン の  縁 の めがね 

 黒い スウェード の わたし の ど真ん中 の きれいな くつ を  




ちょっと うちまたぎみ で 履 く 

  
 ふわふわ 白 髪 の デイジー おばあちゃん が

 
  そこに いた... !! 
 

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 そういえば、わたし の 祖 母 は さいご の さいごまで 

  お化粧 は まいにち かかさず   髪 も サロンに いって 


  すわっているだけ の いちにち でも    うたっているだけの いちにち でも 


ばっちり おめかしの ひと だった


  けど さいごに会ったときは うまれたまんま で 




       髪 も ふわふわの 白 髪 で      ただただ 笑 顔  


   赤ちゃんみたい で  とっても かわいかったなぁ… 


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  ::: おばあちゃん に あえた :::  






と おもった


 
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みんなで それぞれ おきにいりの えほん を もっていって

サイン を いただいた








 なんだか このかんじ なんともいえず いい...


 
チェコ人 の ゆうじん は ちいさいころから  


だいすき だった 絵本 の 作家さん に  その日 はじめて あえて 


ぺったり 地面 に すわりこんで 感 激 していた...

  
 :::

 
  展覧会 の タイトルは " Voda a čára "
 
” 水 と 線 ”


 その 線 は たしかに わたしの なか に 




すぅーっと はいっていって 

 


その いろは  ながい 冬 の 眠り  から 




やわらかな 目覚め の 春 へ と 誘うようだった








その 水みずしさは あまりにも やさしくて

 そして たしか に   わたしたちを この日 この場所へ と 






繋げてくれた 



 Daisy Mrázková      " Voda a čára "    8. 2.–11. 3. 2011 

Topičův salon    Praha 1, Národní 9


 


 


 













2.20.2011

::: 永 遠 の 少 女 :::



                                           
                                                  
    
   あさ カーテン  を  ぱっと ひらくと

  景 色  は ふわふわ の まっしろ。 


 うれしい 

また ふった
     




  .   .   . 
 






そして この まっ しろ で ふわふわ の ゆきげしき の ように


まだ ぴん  と こない しらせ が あった








わたし の なか では 

永 遠  に きっと 少 女 の なか の しょうじょ で

    乙女 の なか  の おとめ  で  


じゃじゃうま  の  よう  で  こねこ な  女 性





 が たくさん の 花 と かぞく に かこまれ 亡くなった と… 















  それ は だれ  で しょう




それ は わたし の おばあちゃん

















そのひとは、はじめて わたし の パートナー に であったとき


見たこともないくらい 目 を かがやかせ 




  わたし が 結 婚 したいッ   




と ほんき で 言って ほんき で きらきら していた





そして   初対面 に して ゆいいつ  こころから 


”  このひと(パートナー)は  だいじょうぶ  ” と いってくれた




わたしの 両 親 も そ の ぜったい の 確 信  に 




なんとなく なっとく





だって かれら の とき も


祖 母  が いちばん に ” このひとは だいじょうぶ ” と

太鼓判 を 父 に おしたから 今 に  いたるのだから…



:::




パートナー  も

そ の きらきら の 目  を いまでも はっきり 思 い 出 す  と  いう


   わたし が 昨 夜 訃 報 の しらせ の メッセージ を 読んで 



わ っ  と  泣いていたら



まえ に 会ったとき の 彼 女 の 目 は ほんとうに 澄んでいたよ... と




うしろ から ぽつり と 聞こえた



いつも 陽 の あたる へや で 

無 数 の 童 謡 を よく うたっていたのが

あまり に かわいかったので



いつも あ れ うたって と いっては 



おねがい したものだ






 そ の うたごえ を




いつか 録 音 しておきたい  と おもいながら  ついに  叶わなかった






けれど その 小鳥 の さえずり の ような ほそく あたたかい  少 女 の


うたごえ は わたし の なかで ずっと 響くのだろう



なぜ だろう 


いまは もっと なんでだか 祖 母 を みじか に 感じている



ひろしま の 原爆 での かなしい 過去 と いきてきた。




そして 



あの  ドーム を デザイン した  彼 の  国 に わたしは  いま いる




だから 祖 母 は、 いちばん  たのしくて


    蝶 よ 花 よ と   たいせつ に そだてられた 


おじょう様 だった 少女 の ころ に トリップ することが おおくって 



  あまりの  こねこ ぶりに   みんなは おどろきっぱなし だった 





けれど 一世代 こえ わたしは けっこう 祖 母 の 血 を


うけついだ みたい




 :::






いまごろ いちばんたのしかった 少女のころ に すっかりもどって



いちばん すきだった  ひと の もとに とんで いったに  ちがいない


















おばあちゃん たくさん ありがとう






わたし は あなた の 確 信 の おかげ  で 


いま とても しあわせ  です


















2.17.2011

::: チェコスロヴァキア時代 の おしゃれ ソング:::





 パートナー と プラハ  の  大洪水  の とき に であって


はやい もの で ことし で  9 年



    それは まるで おおきな なにか に のみこまれる みたい に

  
    夢 中  に なって チェコ と 日 本 を いったり きたり した



  
    そうそう わり と いろいろ  なんでも


つく ってしまう   ひと   なのだが



  
セラミック の まえ には 音 楽 も やっていたのに
  

おもしろいくらい に 音 程 はずれ  のうたを うたうことが 多 々



   

で であったころから ときおり 口 ずさんでいた 


意味不明 な うた が ある




わたしが わらうたびに 当 時 は かっこよかったんだよ... と いう



 

それは、歌 詞 の フレーズ を 


日 常 の 会 話 の どこかで 聞くたび に    うたわれ 



 さいきん に なって ほんと は どんなのなの…? 



と さがしてみたら なんと あった !!!






      よーく 耳を すまして…



   
   

       なにこれ!



   ださい ---!!! 





 &     ちょっと かわいい
     
   


 みたかんじ ドイツとかから ながれてきたのかな…?
    
     もう---  




こんな   もたついた   ださかわいさ が たまらなく




よ い